シニアライフ・ジジ60代生活日記ブログ

シニア世代ジジの日々の暮らし

読書は脳内で旅をするようなもの


こんにちは、ジジです


近頃本を読まなくなっています。
一番の理由は何と言っても
老眼、視力の衰えですね。
それに集中力も低下している
ようにも思います。


私はメガネを外すと、近い距離は
見える方なんですけど、それでも
文字の輪郭がゆるい感じといいますか。
若い時のようにパシッといかないです。
そこへもってきて、読んでいる内容が
脳に速やかなに流れ読むと同時に
瞬時に理解すると言うのが弱く
なっているように思います。
第一に読書は疲れてしまいます。


それでも書類関係などに目を通さなくては
ならない時はほんとに大変で、
書かれていることを中々理解できない。
疲れてすぐにやってきて嫌になります(苦笑)


これはネット動画を見る脳になり過ぎて
音と映像で理解する癖がついてしまった
ってことも原因として大きいと
思っています。


考えてみれば、いつからネットの音と映像を
主軸にしてしまったのだろう。


以前は本をよく読んでいました。
特に歴史小説、戦国時代や幕末物。
「竜馬がゆく」は全巻すらすらと
読めていた筈なのに。


本の良いところは、読んでいくにつれ
その物語の中に自分が入り込み
いつの間にかその舞台の中にいるんですよね。
脳内に映像が広がり、文章によって
物語の進む方へ誘われる。
読み終えた後の余韻を一人で愉しむ
のも好きでした。本棚にもたくさんの
本がありました。


そして、ネットの進化により、
電子書籍に意識的に移行し
変わりに物としての本を処分して
しまいました。これは終活の意味も
あってのことですけどね(苦笑)


ただ、蓋を空ければ、電子書籍を
買う機会は少なく、買っても
読了できていません。それは
先にも述べたように目の疲労です。
いや、それだけではないな、
電子書籍だと何故か読んでいても
脳内に舞台が出て来なかったんです。
文字だけが目の前にあるだけで
それを読む作業という感覚になって
本を読む愉しみと異質だったから、
というのもありますね。


それで今考えているのは、
目の疲れがなく、脳内に舞台が広がる
かもしれないオーディオブックです。
これだとプロの声で物語を読み上げて
くれ、私は目を閉じてそれに耳を
傾けることで、また以前のように
物語の中に入っていけるのではないかと
思っているのです。ただ、懸念もあります。


それは耳障りの良い声で物語を
読み上げてもらうと、眠ってしまうのでは
ないかと言うことです。そう、子供が
親や本を読み聞かせで寝かせる効果が
あるように、私は眠ってしまう確率が高い。
何せオジジになって、とにかく眠い日々です。
なので、いつまで経っても一冊の読了を
できないかも知れません。(笑)