シニアライフ・ジジ60代生活日記ブログ

シニア世代ジジの日々の暮らし

気分はビートルズ



こんにちは、ジジです



前回の日記のため雑誌を撮ろうとした時に
そこにビートルズの本がいっしょにあって
そうそうこれも古書店で見つけて買い直したんだな、
と思いつつページをめくっていると、とても懐かしくなりました。


私は60代、それ以上の人もビートルズという名前を
知っている方はいるのではないでしょうか。
いやいや、とてもファンって方もいることでしょうね。


初めてそのビートルズを認識したのは
多分、中学生の時に当時関西で人気だった
ラジオ番組「ヤングタウン」でyesterdayを聴いた時でしょう。
そのメロディにとても魅了されたのを覚えています。
後でそれがメンバーのポールマッカートニーの曲だと
知りました。


それをきっかけにビートルズのアルバムレコードを
何枚か買いましたし、本も買いました。
ギターを買って下手なりに弾き始めました。
写真の本は高校生の時に買ったもので、いつの間にか
手もとから無くなってしまっていました。


その本を再度古書店で手に入れたのは60過ぎてだったと思います。
値段は忘れましたけれどね。


そのビートルズを聴くようになったのきっかけに
洋楽も聴くようになりました。ローリングストーンズ、
レッドツェッペリン、キングクリムゾン、それ以降の
バンドもたくさん聴き今に至ります。


ビートルズを知る以前は日本の歌謡曲と演歌でしたから
かなりの方向転換でしたね。


ビートルズは私に色々なことを教えてくれました。
というか色々なものに興味を持つきっかけをくれました。
音楽はもちろん、ファッション、文学、思想、サブカルチャー
ほんとに色々なものが一度に自分の中に入ってきて
頭の中で処理できないくらいでした。


年齢にすると18、19の頃、当時ではお洒落だと言われていた
大阪の心斎橋辺りのカフェに1人で長い時間座り込んで
大きな窓の外を行く人を眺めていたものです。


その頃を言い表すとすれば、そう
写真家浅井慎平氏の書いた本の「気分はビートルズ」
まさに心の中ではそうだったのです。


今では60も過ぎ、この先どう生きていこうと、
どう生きれるか、と思うことが多い年齢になってしまいましたが、
何かの拍子でふっとあの頃のことを思い出すことがあります。