シニアライフ・ジジ60代生活日記ブログ

シニア世代ジジの日々の暮らし

機会がある度に思い出すこと、悔やみこと


こんにちは、ジジです


私はもうじき6年経っても機会があると
思い出すこと、悔やむことがあります。
それはどれも皆私の後悔からくることです。


母のことです。母に出来なかった色々を
今も後悔していると言うことになります。


言いわけはたくさんあります。
一番に自分自身が仕事と家のことで
一杯一杯だったこと、介護サービス以外
頼れる対象がいなくて、そうしたサービスに
相談できなことや、頼れないことは
私自身に乗っかって来ることへの
しんどさがありました。


頼りになる親戚の伯父叔母はすでに他界して
従姉はもはや他人ですから、相方にも
やはり頼れない空気がありましたから
結局、母に関することの全てを一人で
抱え込んでしまって、そこへ仕事の疲労で
鬱状態になっていたと、当時を思います。


それが、母他界で私は抜け殻になりました。
張りつめていた気持、ため込んでいた苦しみが
母の他界で一気に無になったのです。
それを解放ではなく、その時、喪失感と
なって自分の心に穴が空いたのです。


それから1年は働くことも出来ずに
虚無感に包まれて過ごしていました。
その中で、今でもそうですが
外で手押し車を押してあるく婆を見ると
思わず目で追ってしまいます。


もっと、会う時間が持てば良かった
一度も近くのイオンに連れて行けなかった
ほんとに耳が聞こえにくくなった母に
強引にでも骨伝導補聴器を買うように
してあげれば良かった。
他にも色々と思うことがあります。


今更、いまさら、いまさらですね。
でも、きっとこれはずっと思って
いるんでしょうね。


相方が義母と上手く親子としての
関係を保てているのは、やはり
娘だからかなぁ、と羨ましく
思うのです。


私は息子で母には無口で
面と向かって話すのが苦手でした。
それだから、姉や妹がいて
間を上手く繋いでくれる家族が
いてくれたら良かったのになぁ、と
相方たちを見て思います。


時々来る、この母への後悔は
何度も繰り返して後悔を口にして
何年も何年も過ごすのでしょうね。