シニアライフ・ジジ60代生活日記ブログ

シニア世代ジジの日々の暮らし

義母が終活で決めたたった一つのルール


こんにちは、ジジです。


今日は相方の検査日、MR Iをするため

自宅からタクシーで2300円払って

治療入院へ二人で行きました。


まぁ、別段同伴することも

ないと思いますが、行ける日なら

行っておこうと思うわけで

検査結果を知る診察日は行けないので

なおさら付き添いをしたいと

思ったわけです。


帰りは時間に追われる事がないので

節約でバスへ乗車、途中から結構な

乗車客が乗車して来て、中には

年寄りもいて、思わず席を譲ろうと

立ちかけると相方に制しされる

あなたも年寄りよ、杖までついてるね。

と言われて、確かにと苦笑です。


いつまでも若いつもりでなんて

思っていませんけどね、つい

そうした行動が出ます。まして

あちらの老人の方が背筋ピーんで

席譲ろうとするのは失礼かも知れない

と思いました。


バスが終着の停留所に着いた後

めったに来ない百貨店の上階に

何故かある100円ショップへGO。

相方曰く、部屋片付けるのに

適当な箱が欲しいのよね。

そう、相方は長年そのセリフを

言ってます。つまり片付けられない人

と言うタイプです。


いわゆる、いつか使うや、あの時の思い出の、

など気持ちの問題が立ちはだかっています。

物の片付けの前に彼女には気持ちの整理

をする必要があります。


以前は色々と言っていましたが、

その度に不機嫌になるのに

私も辟易してあまり何も言わなく

なりました。


物の片付けには物自体への執着心、

記憶と言う思い出の心の終活を

きちんとしてからでないと

相方の片付けはできない様に

私には思えるのです。


ここで相方の母、私にとっては

義母ですが、すでに家の終活は

終了しています。


家にある不要な物を何の忖度もなく

処分をしました。その時の義母には

片付けのたった一つのルールがありました。


それは自分が他界した後

娘(私の相方)が残されて困るもの、

あっても仕方のないもの、であるかどうか

という選別です。


自分としては思い出もある物でも

後に残った娘には処分に困るかどうかで

これは後であの子が面倒だな、と

思ったらバンバン処分したそうです。


なので自宅にお邪魔した時

以前よりもすっくりしていました。

物だけではありません。

家の墓を墓じまいして、ある所へ

遺骨を納骨しました。


それに自分がもうすでに80を過ぎて

いつどうなるかわからないので

娘(相方)に今の家の名義を移し

何かあった時には娘の判断で処理できるように

きちんと処理もしています。

後はお迎えが来るのを待つだけ、と

義母は笑っています。


いえ、私など足元にも及ばない

潔さですよ。ほんとに。