シニアライフ・ジジ60代生活日記ブログ

シニア世代ジジの日々の暮らし

夏にはご用心


こんにちは、ジジです


だんだん暑くなってきますね。
仕事場のオフィスビルでは社員はデスクで
パソコンをずっと触っている部署も多く
幾つもある空調の設定パネルでは
設定室温25度です。動かないから寒い
んでしょうね。私ら清掃員は20度に設定
されても暑いくらいですから現在は
汗だくになっています。


熱中症がそろそろ心配な気温になってきました。
ここでは以前に書いた事のある工場バイトでの
熱中症でダウンしたと言う話のストーリーを話します。


工場では軽作業、片付けと清掃で入りましたが
実際は大型金属切断機操作、電気溶解、工場内
吊り下げ式クレーンの操作、6メートル配管の
手持ち移動など、特別な教育なく、安全教育も
撫でる程度で実戦的に働かされました。


軽作業等で入った私ですが、それは当時の
工場でトップの所長が採用としたので
働く事になったのです。が、その所長が
出世して本社勤務になって以降上記のような
作業内容になりました。
きっと、年寄りは要らん、辞めろと
言うことなのでしょう。所長が去って
作業内容がガラリと変わりました。
態度も変わりました。工場長以下作業員たち。


特に退職した去年の夏は酷かったです。
工場敷地内の駐車場が私のほとんどを占める
作業場となりました。工場内は社員作業員のため
スペースを空けるためと言われました。
所謂炎天下です。一応古い業務用扇風機を一台
置かれての作業でした。


そして、7月、8月の計3回ダウンし、後1つは
帰宅途中に具合が悪くなりました。症状としては
作業中に何度か工場内の2階などに上がるのですが、
そのために階段を上がるのですが.......
それができないんです。呼吸困難、意識が遠退く、
そのまましゃがみこむ、そんな状態でした。


ほんとに短い階段さえ上がれないんです。
座って大人しく作業している分にはどうにか
働けるんですが、立ち上がるといけません。
意識が真っ白くなるんですね。


病院で診てもらった時に医師には言われました。
完全な脱水症状で、尿酸値もかなり数値が高い、
尿酸値が高いままにしておくと、やがて
腎臓を壊してしまい、そうなると生命が危ない。
医師の結論としては仕事を変わることが必要と
言うことでした。


私もどうして働いていたんでしょうね。
言えるのは余りにもしんそう過ぎて
とても仕事探しどころではなかったです。
だから、辞めてから探せば良いのでしょうが、
いやいや、そんな空白期間をおく余裕なんてないので
ついつい朝起きて出社できそうなら行くと言う
感じでした。


ただ、それでも辞めることにしたのは、
やはり、工場長の言葉です。
休憩室で熱中症で苦しんでいる時に
様子を見にきて、一言
「えっ、また?」そこには醒めたものしかなく、
また、それでもどうにか働いている時、
座ってできる作業なので、持参して使っている
お風呂用のイスに座って作業していると、
これまで工場長がそれをじーっと見て、
「いいかげん、座ってするの止めたら?」
と言われました。これまで了承されていた事、
まして、今は体調よろしくない状態だった事から
そうしていましたが、そのように言われて
私は立ち上がり、作業をしました。
もちろん、意識は朦朧をしましたが。
それでこれで終わりだな、と心が決まりました。
とことん年寄りはいらないんだな、と
理解しました。


その後は早かったですね。求人応募、面接、
採用連絡をもらった翌日、工場へ辞めますと
連絡して工場長には即承諾され、そのまま
工場へ行き手続きして、私も何もなかったように
そこを立ち去りました。それ以降一度も
関わることはなくなりました。


はっきり言って、私が悪いです。
年寄りはいらないと示されているのに
こちらの都合もあって居続けたわけですから。
熱中症で何度もダウンしていましたから
工場が年寄りはいらないと言うのはあながち
ハズレてはいませんね。と言っても
(余談ですが、日頃から20代30代の社員作業員も
体調不良で休んでいましたけれどね。)


ただ、去年の夏の熱中症の経験をして
ほんとに熱中症の怖さを知りました。
帰宅途中に熱中症の症状が酷くなった時は
数歩歩くとしゃがみこまないと意識がなくりそうな
ほんとしんどいものなんですね。自転車で
10分程の自宅まで1時間半くらいかかって帰宅した
時は本当にベッドに倒れて動けませんでした。


それで熱中症の時は、やはり、部屋を涼しくし
水分をよくよく摂り、絶対安静しかありません。
それ以外の方法はありません。ただただ体を
休めるしかないのですね。無理すると腎臓にきますよ。
だから、暑い日に庭の手入れや、家の片付け、
外出は止めておきましょう。われわれシニアは
無理をしてはいけません。


って、今回の話、以前に書いているものと
被っていたらすいません。
今年の夏は水分補給、よく睡眠、
の夏にしましょう。