シニアライフ・ジジ60代生活日記ブログ

シニア世代ジジの日々の暮らし

カーペンターズと小椋佳とベイシティローラーズ


こんにちは、ジジです


近頃ではテレビはニュース以外は見ることも
なくなって、もっぱらネットを見ています。
youtubeでは懐かしい洋楽も歌謡曲も
色々と見られますからね。それでそうした
毎日で、懐かしい歌などが検索関係なく
youtubeの画面トップに出てきたりします。
あすすめってやつですね。それで出てきたのが
カーペンターズだったんです。カーペンターズ
と言えば中学生の時、テレビで東京公演をした
のを覚えています。それはそれは美しい
カレンさんの歌声に子供なりに聴き惚れました。
これまでで歌の上手い人、声量のある人は
たくさんいましたが、あれほど歌声の美しさは
私の中ではカレンさんが今でも一番です。


中学生の3年間は二階建ての集合住宅の
2階に住んでいて、トイレが部屋にありました。
その部屋にあったテレビは最初白黒テレビで
それが初めてカラーテレビに変わって
嬉しかったなぁ、と思い出します。


そのテレビではカーペンターズ公演を見て、
小椋佳の地味な(笑)コンサートを見ました。
ベイシティローラーズ旋風もその部屋に
住んでいた頃だと思います。
ラジオでビートルズを知ったのもその頃です。
思春期がいっぱい詰まった部屋でしたが、
もうその部屋はなく、いつの間にか
建売住宅がいくつも並ぶ場所になりました。


皆さんに自分の原点と言える場所は
ありますか?私にはその部屋があった街が
そうだったと言えます。母方の祖母の住まいも
近くにありましたし、今は会うこともない
幼馴染もその街に暮らしていました。
その街はほんとに下町と言うのがとても
お似合いで、昭和をそのままに残していた
所でした。でも、近年都市開発が進んで
幾つもあった細い路地が潰されていき
幅の広い道が出来て、そこには
建売住宅が並んでしまいました。


これって酔っぱらって帰ってきたら
どれが自分の家かわからないくらいに
味も素っ気もない同じような家ばかり
あるわけです。それでも、まだ
少なくなったと言えども、あちら
こちらに原風景が残っています。
今も変わらない道路は子供の頃
広く長い道だと思っていたのに
大人になって久しぶりに歩いて見ると、
驚くほど狭く短い距離の道路だったですね。


そういうことって誰でも経験ありますよね?
子供の頃の記憶と大人になっての現実で
違うってことはね。


近頃、ほんとに過去へ過去へと
意識が向いてしまいます。
それは年を取ったってことなんですかね。

ジジの勝手にシリーズ"僕の街、僕の情景"より