シニアライフ・ジジ60代生活日記ブログ

シニア世代ジジの日々の暮らし

亡くなり、故人の凄さを思い知る、です


こんにちは、ジジです


Dr.スランプやドラゴンボールで有名な
漫画家 鳥山 明さんが亡くなられたと言う
ニュースが駆け巡り、それは国内に限らず
海外でもそのニュースを悲しむ人が多い事に
驚きました。


ファンの方にとっては心が痛い出来事。
それは私にも感じ取れました。
現代社会では文章だけの本よりも
漫画から様々な事を個々に感じとり
学び、それが子供から大人への道筋に
影響を与えてきた事を改めて知りました。


私は漫画と言うものは子供時代に卒業し、
単に娯楽として受け止めていて、
学びは文章の本から学びをしていた者として
今の漫画世代のようには感じとめることが
できずに今に至ります。


しかし、今回の悲報による国内外の
哀悼の姿を見て、つくづくと他界された時に
その人の存在の在り方がわかるんだなぁ、と
感じました。


ファンでなく、漫画に関わりのない所にいる
自分でさえ、どれだけ人の心の拠り所に
なっていたか、その大きな存在を知りました。


亡くなり、故人の凄さを思い知る、です。


それについては、私自身
家族でその事を知る経験があります。
私事で恐縮ですが、自分の父の事です。


生前の父は無口で、酒好きで
平日の夜、休みの日は一日飲んで
日曜日はテレビで競馬を見て過ごす、
そんな父に子供の私はなんてつまらない
大人なんだ、つまらない父親なんだと
思っていました。


なので自分が子供から青年へと
成長していく中で、こんな大人に、
こんな男に、なりたくない。
そう次第に思うようになり、父を避け
会話もしなくなりました。


でも、20歳になった時に知ったのです。
残念ながらそれは父が亡くなった時だったのです。
一般のお焼香をして頂く時息子の私は
母と並び来た頂いた方々に頭を下げるために
その場に立った時、頭の中が真っ白になりました。


目の前には長い長い参列者の人が並び、
生前の自分の父親を見ていて
とてもそんなに多くの方が来てくださると
思っていなくて、ただただ驚いた事を覚えています。


その後も、どれだけ人に愛されていたか、を知る
話しがあちこちから耳に入り、家での父とは
まったく違う人となりに衝撃を受けました。
ああ、親父ともっと話していたら良かったなぁ、
と思うのはあとの祭りです。 


母は93歳で亡くなり、そのため
知人、友人も先に亡くなり、
母の兄妹姉妹も他界か施設、入院と
言う事もあり私と相方での家族葬になりました。


私など相方だけか、もし相方が先に逝けば
役所などのお世話になるかも知れません。


って話しが切実😅になりました。
とらあえず今は生きることを精一杯に
全うします✌️