こんにちは、ジジです

youtubeのあるアニメ動画を見て
そうだよなぁ、と感心させられたんです。

それは自販機の飲み物を補充する仕事を
している、あるオジさんとそのオジさんに
懐いた幼い女の子の話でした。

幼い女の子がオジさんに悩みを相談します。
お父さんが忙しくて構ってもらえない、と
言う可愛い内容でした。話しをひと通り聞いた
オジさんが幼い女の子に質問します。
"お嬢ちゃんのお父さんはどうして
そんなに忙しくしているのかな？"
”お父さんがお仕事が大事だから？”
幼い女の子がそう答えると、
オジさんが笑顔で答えます。
”お父さんはね、お仕事が大事だから
働いているのだと思う。でもね、それだけでは
ないんだよ。何よりもお嬢ちゃんが普通に平和に
暮らせることが「当たり前」にできるように
忙しく働いて頑張っているだよ。
オジさんのお仕事もね、誰かが商品を作って、
それをオジさんたちが運んで自販機に収めてね、
それで初めて、ここに来れば飲み物が買えることが
当たり前にできるんだよ。その「当たり前」を
途切れることなく継続されることを守ることは
大変な事なんだよ。だから、お嬢ちゃんのためにね、
お嬢ちゃんが当たり前に毎日出来ている事を途切れ
させないように守るために頑張っているお父さんは
とても素晴らしい人なんだよ。「当たり前」はね
ほんとは当たり前ではなくてね、特別なことなんだよ。”
とそう言うと、幼い女の子は笑顔になって
お父さんは私の「当たり前」を守ってくれているんだと
納得して、よりお父さんを尊敬し、そのオジさんの
ことも尊敬すると言う話でした。

私はこの話を見ながら、内心、感動していました。
その話を自分の事に当てはめることができたからです。
私は清掃の仕事をしています。それはトイレであったり、
更衣室であったり、シャワー室であったり、仕事をする
デスク周りだったりを毎日清掃しています。

それは、それ利用をする人たちが、無意識に当たり前に
それこそ、何ら不快に感じることなく、疑問に感じことなく
各所を利用できるという、「当たり前」を維持するために
やっているのが私たち清掃員の大事な仕事なんです。

確かにモチベーションが下がるようなことが
時にはありますが、清掃する意義を意義として
考えることができれば、この先も清掃作業を続けていけると
思っています。いずれにせよ、私は清掃作業が好きですし、
バイトからバイトの転職をするとしても、また
清掃員の仕事を選ぶと思います。

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