フィルムカメラは嗜好品
ある方から頂いたコメントで
以前カメラ専門店で働いていた頃の事を
思い出して懐かしく思っています。
昔、その会社では幾つかの支店を店長として
忙しく働いていましたが、
東京からの巨大競合会社が二社も
大阪に進出してのカメラ店業界は
軒並み閉店閉業へと追い込まれました。
大量仕入れによるあらゆる商品の
価格競争に地元店の私たちは勝てなかったのです。
結果、働いていま店も今はありません。
終わる時はあっけないものです。
私は会社がたたまれる数年前に
リストラされました。
42歳の時でしたね。
それからは流浪の民となり
再度社員雇用なく、契約社員や
バイト、請負などで仕事を転々として
気がつけば世間の定年の年を超えていました。
今となればカメラ店時代も懐かしいと
思えます。
私が辞める頃はまだフィルムカメラも
健在で店頭には普通に富士フイルム、
コダック、イルフォードのフィルムが
置かれていました。
今ってキタムラカメラ📷とかでも
フィルムって隅っこにほんの少しで
昔じゃ考えられない価格で売られています。
もう、フィルムカメラは実用品ではなく
嗜好品でしかないんですねぇ。
でも、目を閉じて思い出を記憶の中から
当時を思い出せば、活気のあった風景が
頭の中で蘇ります。
若い人と話す機会はないですが、
あの頃のフィルムカメラは
それはそれは楽しいものだったんだよって
言って上げたくなります。
今でもほんとに稀に写真を
写したくなる事がありますが
それはもう今時のスマホでの
撮影になります。🤭
↓こんな感じで気軽に楽しんでいます。
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