シニアライフ・ジジ60代生活日記ブログ

シニア世代ジジの日々の暮らし

アスファルトの割れ目から小さいながら花は咲く


こんにちは、ジジです。


本日土曜日は整骨院とマッサージの日。
特にマッサージの後は少し休んでから
動き出さないとダメです。


前に体をほぐしてもらった後
すぐに外に出て歩き出したら
足がゆらゆらと斜めに動き出したことがあります。
体がほぐされて緩々になってるんですねぇ。


話、変わりますが、
最近でも有名人が二人亡くなりましたね。
1人は自らの意思で、もう1人は
不慮の事故と言うベールに包まれたもの。


私はこれまでに死にたいと
思うこと、幾度かありました。


それでも、今も生きて暮らしているのは、
以前、日記に書いた通り
命の終わり方で逝き先が違うと
思っている事と。


もう一つ、
痛いのが嫌で、怖いのダメです。
高い所は高所恐怖症です。


けれど、それを超えてまで
そちらの果てを選ぶのは
当人にとって選択の術が他にはなかった
と言うことですか。


その道を一歩進むまでに
どんな小さな光も見つけられなかったのですか。


また、誰かどこかで同じこと
選ぼうとする時
けして目を閉じないでほしい。


閉じてしまったら、どんな小さな
光さえも見つけることさえも
見つけられないよ。


生きていれば、つらいわね。
ニュースの中には自分の心を
衰弱させる情報も多い。


私自身、生活している中で
昔よりも今は、世の中がもっと
ひどくなっていると思える事もある。


けれど、私は去年の夏に
小さな光を見つけた事があります。


その夏は、まだ工場で働き
環境は劣悪で夏の間に三度熱中症で
ダウンしました。


まさにそんな中で一度
フラフラになりながら定時まで働き
帰路に向かう時に歩くことも儘ならぬほど
意識がぼやけて何度も道端に座り込みました。


そんな時、幾度かこんな私に声をかけてくれた
見知らぬ男性、女性がいました。


"何か飲みますか"、と男性が声をかけてくれ
周りを見て自販機を探してくれましたが
あいにくなくて困っている様子を見て、
私はどうにか立ち上がり
"ありがとうございます。
大丈夫です。気遣ってくれてありがとう"
それだけ言ってどうにか歩きだしました。


また、別の曲角で座り込んでいると、
気にかけてくれた女性がわざわざ通り過ぎた道を
自転車降りて、私のいる所まで戻ってきて
"大丈夫ですか、救急車呼びましょうか、
 飲み物いりますか?買ってきますよ"と
声をかけてくれました。


私はそれも丁重に断り、先と同じ様に
動きだして大丈夫をアピールしました。


実際帰宅できたのは1時間以上かかりました。
通常自転車で10分ほど時間です。


帰ってから横になって
しばらく眠ると随分体調は戻りました。


眠りにつく前、思いました。
見知らぬ人が私を気にかけ声をかけてくれた。


いつもは体も187で汚れた作業着姿なので
歩いていると道で避ける様にしてすれ違われる事も
一度や二度ではない自分です。


それがこうして具合悪く道端で
座り込んでいると、気にかけて声を
かけてくれて。


大袈裟かも知れないけれど、
世の中まだ捨てたもんじゃないなぁと
思ったのです。


アスファルトの割れ目から
今もまだ小さいながらも花は咲くんだね。



最近買ったスマホカメラ
夜も綺麗に写します。